「パルス・ディジタル回路」の講義内容
Updated on April 6, 2012
質問等がありましたらメールを送って下さい.時間が許す限り,返事を出したいと思います.
(担当:橋爪)
【本ページの内容一覧】
講義内容
本講義が目指すもの
受講上の注意
復習のやり方
(復習は必ず毎回行って下さい)
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講義内容
身の周りにさまざまな種類の電子機器がありますよね。携帯電話とかシステムコンポとか・・・。
それらはいったい誰が作っているのか考えたことがありますか?
それら
電子機器は電気電子工学を学んだ人達が作っています
。ということは、
将来、自分たちが電子回路を作ることになる可能性が高いことに・・・。
電子回路は大別して、「アナログ電子回路」と「ディジタル電子回路」に分けられます。
アナログ電子回路は「AV機器」(簡単に言えば音や映像の出る電子機器)の心臓部で
使われています。
ディジタル電子回路はコンピュータ、電卓、自販機や各種自動化機器の心臓部で
使われています。
パルス・ディジタル回路はディジタル電子回路を作る基になる回路です。本講義では
それに関して講義を行います。パルス・ディジタル回路をさらに組み合わせて各種のディジタル
電子回路が作られています。その構成法に関しては、3年後期開講の「コンピュータ回路」、
4年前期開講の「電子回路設計演習」で紹介されています。
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本講義が目指すもの
パルス・ディジタル回路は非常に多くの種類があります。それらすべてを
この講義時間内ではとても紹介しきれない程の多さです。また、とても暗記しきれない多さです。
そのため、この講義ではパルス・ディジタル回路が出てきたら、
「
その回路の動作を理解できる能力を身につける
」
ことを目標にしています。それが近い将来、まったく新しい概念のパルス・
ディジタル回路を思いつくことにつながりますので、回路や回路の動作の暗記でなく、
回路を理解できる能力の習得を目指しています。
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受講上の注意
講義ノートを作成しましたので、「
講義を聞きながら板書で講義ノートに書かれていない
内容を講義ノートの余白へ書き込む
」ことを行って下さい。
パルス・ディジタル回路ではすべてに明確な意図や理由が存在します。
それは教科書や専門書には書かれていません。それを本講義では中心に紹介します。
それを知れば、なぜこの回路でその動作をするのか理解できるようになります。
意外とそれは簡単なことなんですが、なぜか教科書や専門書には書かれていません。
あまりにも当たり前のことであるためなのか、著者自身がご存知ないのかどちらかです。
ひょっとすると著者自身が丸暗記タイプの人(往々にして多い)なのかも知れません。
本講義で私は、
「なるほど、そう言うことだったのか?」と、受講生にうならせたい
と思っています。そのように講義をしますので、受講時には
「
一つでもいいから納得するものを講義時間内で 見つけようという姿勢で講義を聞く
」
ようにしてください。講義が終わった後で、「なるほど、そういうことだったのか」と
思えるものが一つでもあれば、その受講スタイルで講義を受けれたことになります。
パルス・ディジタル回路は丸暗記で太刀打ちできる量ではありません。この講義では
意味もわからず丸暗記するのはやめましょう!
時々、ポイントとなるところでは、レポートを出す予定です。そこでは正解を出すのが
目的ではなく、レポート作成を通じて理解することが目的です。わからなければ、まず
友達に聞きましょう! それでもわからなければ、橋爪研の院生か私のところに
聞きに来て下さい。
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復習のやり方
自宅に帰ったら、復習してください。復習と言っても大したことでなく、
「
今日学んだ箇所の講義ノートを眺める
」
ことをして下さい。
講義ノートを眺めて、今日、どんなことを話したか確認してください。
復習はそれだけで十分と思います。そんな簡単なことならできるでしょう!
講義の前日にも、講義ノートを眺めて下さい。そしてどんな内容を話したのか
確認してください。
復習は毎回行ってください。予習は必要ありません。
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