「電子回路設計」の受講生ページ
( Updated on Oct 4, 2015 )
平成25年から「電子回路設計」を開講し橋爪が担当することになりました。
旧カリの「アナログ演算回路」の単位取得希望者はこの科目を受講して下さい。
質問等がありましたらメールを送って下さい。
[内容」
講義内容
本講義が目指すもの
受講上の注意
講義内容
身の周りにさまざまな種類の電子機器がありますよね。携帯電話とかシステムコンポとか・・・。 それらはいったい誰が作っているのか考えたことがありますか?
それら
電子機器は電気電子工学を学んだ人達が作っています
。 ということは、 将来、自分たちが電子回路を作ることになる可能性が高いことに・・・。
電子回路は大別して、「アナログ電子回路」と「ディジタル電子回路」に分けられます。 アナログ電子回路は「AV機器」(簡単に言えば音や映像の出る電子機器)の心臓部で 使われています。ディジタル電子回路はコンピュータ、電卓、自販機や各種自動化機器の心臓部で 使われています。
アナログ電子回路の基本は「電子回路基礎」で,ディジタル電子回路の基本は 「パルス・ディジタル回路」で講義しています。しかし,それだけでは作れるようにはなりません。そのため 設計科目が開講されています。
この授業ではアナログ電子回路を設計します。ディジタル回路の設計に関しては「マイコンシステム設計」で 設計します。アナログ電子回路はディジタル回路と組み合わせて各種の電子機器が 作られていますので,マイコンシステム設計も受講することをお勧めします。
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本講義が目指すもの
アナログ電子回路はプリント基板上に作る場合とIC内に作る場合で作り方が異なります。プリント基板上に作る場合はオペアンプICを用いて作られます。IC内に作る場合はトランジスタを使って作られます。
本講義ではまずオペアンプICを用いて作る回路を設計します。その後で,トランジスタを用いたオペアンプ回路を設計します。設計した回路が期待する動作をするか回路シミュレータを用いて検証します。
本講義では設計と検証を繰り返して,
アナログ電子回路の設計の基本の習得
を目指します。
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受講上の注意
電子回路基礎で使った教科書も使用しますので,持ってきて下さい。講義ノートはまだ完成していないので、今年度はパワーポイントで講義します。
回路シミュレータを用いた設計演習課題が出ます。回路シミュレータはフリーのものを使用しその使い方も説明します。課題が出たら電気電子工学科パソコン実習室のパソコン,もしくは自宅のパソコンで課題の設計を行って下さい。
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